第三回東日本区大会で感じたこと

        工藤 徹(川越)
1.東京山手クラブの皆さん、平均年齢65歳の由ですが、本当によくおやりになりましたね。脱帽であります。前の晩と当日朝少しお手伝いができて、嬉しく思っています。
2.中田理事、最優秀クラブ賞を頂いたから お世辞を言うわけではなく、この1年間、文字どおり"知行合一"のご活躍であったと思います。
 6月理事通信の末尾に書かれた山崎由紀子さんの一文には、思わずホロリとさせられました。山崎さん、柴田さん、神谷さん、大場さん、本当にご苦労様でした。
3.寛仁親王も"知行合一"と、皇族ならではの洒脱なお話は、最高のプレゼントでした。
 とくに25年の実践活動に裏打ちされた、障害者の自立と共生を助けるための数々の教訓は、つぎの2つのコメントとともに示唆に富んだものでありました。
 *日本の福祉について種々批判もあるが、実際は世界188ヶ国の中で間違いなくトップ10にはいる、バランスのよくとれた福祉制度を持っている。
 *結論的に、自分の活動はよき日本人を作るのが目的であり、YMCAの活動も同じではないか。
4.多くのクリスチャンを含む聴衆が、山岳信仰(山の神)の賛歌とも言うべき富岳太鼓と、天皇家の一員、寛仁親王に惜しみない拍手を送っていたことが印象的でありました。こんな感想をもつノンクリスチャン・ワイズメンもいるのです。
5.川越クラブにとって最優秀クラブ賞というのは、思いもかけぬというか、棚から牡丹餅のような有り難いできごとでありました。意のあるところはY.Yフォーラムでお話し、会報5月号にも記載したのでここでは多言は申しませんが、今後、クラブのEMCに大きな力になることを念願してやみません。
 生みの親、育ての親に感謝をささげます。

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 いつも東京クラブのブリテンの中身の濃さには圧倒されています。歴史の重みを感じるばかりで、新米クラブは、日暮れて道遠しの感を深くしています。