ブリテン編集雑記

          ブリテン委員長 郡山 千里
★インターネットを始める動機の一つに電子メールがある。今、ワイズでは奈良昭彦さんのご努力で始められた掲示板型のメーリング・リスト(ML)が活用されている。
★しかしこのメールというもの、なかなか使いこなす所まで行かないのが実情だ。日本語の場合、漢字、かな、カナ、洋数字と句読点など幾つかの記号しか使えないのだ。たとえば丸の中に数字を書く、いわゆる丸数字は使えない。使えないわけではないのだが、メールを送って見ても、相手が読めるかどうか分からない。
★何せパソコンだけで少なくとも三方式。それにワープロでメールを受け取る人もいれば、ザウルスだ、コミパルだ、なんとかボードだ、パームパッドだ、と様々だし、iモードだとかいって携帯電話そのものでメールを見ている人もいるという状況だ。
★それと知らずにワープロ・ソフトを使って見栄えの良いものを作って、メールして来た人がいた。ケイ線も使ったというのだが、こちらでは、影すら見ることが出来ない。それどころか、添付ファイルというのを使って、声や音楽や、はては写真などを送って来る人がいる。相手がそれを聞いたり見たり出来るか、どうかといったことにはお構いなしなのだ。これは受け取る方では時間がかかり、しかも受け取って見たら、どうにもならない、というのでは、送り主の感覚を疑うことにもなる。
★相手の条件が分かっている場合は別として、そうでない時、またメーリング・リストに送る時は、テキスト本文だけにするのが常識、と指摘されてもいる。音や写真はどうするか。「希望者はその旨返事をくれれば、後から送る」というのがお薦め。ホームページに送れる技術のある人なら、そこへ送って置いて、メールでは、その事を伝えるだけにするのも良い。