在京ワイズ新年会を終えて

        在京ワイズ新年会実行委員長 松本良三
 江口ブリテン委員長から、標記についての原稿依頼があったので、以下に思い出すまま、今回の新年会をどのような考えで企画し、準備し、当日を迎えたかを記してみたい。
 佐藤会長から、吉岡メンと共に委員に任命されたのは、7月の役員会であった。しかしその後、7月末から8月初めの国際大会出席とその前のベンディゴクラブ訪問の準備とその報告に追われるなどして、7・8月はなんらこれといった動きをしないまま過ごしてしまった。
 ところが、9月16日の東新部評議会で新年会の場所を聞かれ、急遽調べ東京YMCAの301・302号室でやることを報告し、既に会長会で決まっていた日(1月11日)とともに部会でも知らせた。
 このことは、クラブの誰にも知らせてない事であったので、早速三役に伝え、翌17日の役員会において了承してもらった。この役員会では、会長にお願いしていた委員の増強について、庄司・松田メンと三役全員の委員就任が決定された。又、この時点で、チャペルも仮押さえしておいた。
 9月24日に第1回検討委員会を開催し、内容については、シンプルな演奏会とパーティーとし、なにか参加者の心に残るような会にしたいと考えた。演奏者は、上山さんを第一候補とし第三候補まで決めた。会費は、3月にあるグリーンクラブの30周年の会費5千円を考慮し、4千円とした。時間と場所は、チャペルの使用可能時間(リハーサル時間1時間もみて)を考え、開会を16時30分、閉会は19時30分にした。広報については、9月中に日時・場所を各クラブ会長に伝え、10月のブリテンにのせ例会で話してもらう。案内チラシは、10月中に作成・送付し、11月例会で渡してもらえるようにすることなどを決めた。
 このうち演奏者については、早くも委員会の翌日25日に上山高史とトリオに決定した。これは非常に大きなことであった。それは、場所はあの建物でやる最後であるからと東京YMCAに決めたものの、各クラブ毎に温度差があり、これを売り物にしないと考えたからであり、また、その後の作業日程をスムーズに運ぶためにも重要であったからである。
 10月8日の委員会では、チラシの作成者と、申し込み期限を12月16日にすることなど決め、予算的には130名なら黒字になるというその時点での試算を出した。
 11月4日には、会長他3名で上山さんのライブを聴きに新宿のライブハウスに行き、その声の素晴らしさとトークの楽しさを満喫し、これは良いと確信を得て帰ってきた。
 11月7日には、会長名の送り状をつけ、案内チラシを各クラブへ人数分にプラスした部数で送った。
 11月12日の委員会では、パーティー内容と役割分担の決定、用意するもののリストアップと点検を行った。
 11月13日には、前日の11月例会を欠席した会員宛てに、案内チラシを出席勧奨の送り状と共に送った。やはり、ホストクラブはその立場上一人でも多くの出席者があることが重要であると考えてのことである。
 12月6日に、各クラブ会長に参加者連絡期限がせまっていること、一人でも多くのメン・メネットに出席して欲しい旨の送り状を、案内チラシを再度つけて送った。  12月7日の12月例会では、資料により新年会の内容、役割分担・役割内容、用意するもの等を説明し徹底した。係りの中には、名札書き・領収証書きなど、正月休みにかかってやられた作業もあった。
 新年会の参加予定者連絡は、締め切り期限の12月16日以降かと勝手に思っていたが、12日からファックス・メールで飛び込んで来て、17日現在で115名に達していた。その後も順調に増えピーク203名となった。しかしこの前の195名の時点での収支見込みでは、風邪ひきなどの欠席者を10%約20名と見込み、175名計算で大丈夫なように支出も考えた。実際前日で8名減、当日19名減であり、これを、前日8名増、当日10名増で補ったのであった。
 前日には、最終準備会を18時30分から27名の出席で行い、プログラムも渡し、資料によりその後の出席者増加に対処した変更点(303もパーティー会場に使用し、305をクロークとして使用する)の説明と動線の確認、備品配置の説明と用意するものの確認及び当日作業必要事項と各係毎の役割再確認などを行った。尚、受付の混雑をなるべく少なくするよう、受付時間を15時30分に繰り上げる決定をした。

[在京ワイズ新年会終了後に303号室で記念写真]
 当日は、幸い天候にも恵まれ、194名という多数の出席者(内在京以外のメン・メネット・コメット12名、ゲスト4名を含む)に盛り上げていただいて、新年会を進めることが出来たのは誠に嬉しいことであった。東京クラブのメン・メネットも39名出席してくださり、ホストクラブとしての働きを各係毎に十二分にやっていただきただ感謝のほかない。更にYMCAのスタッフの方々、オーケルの方々のご理解とご協力なしにはこの会はここまで出来なかったと感謝している。
[東京クラブからの在京ワイズ新年会出席者]
メン=上原、江口、川村、黒岩、郡山、小林(正)、佐藤(謙)、佐藤(茂)、庄司、菅生、高橋、田中(博)、茅野、辻村、露崎、中冨、芳賀、人見、広田、古屋、細川、松本(重)、松本(良)、持田、山中、山本、吉岡(27名)
メネット=上原、黒岩、郡山、小林(則)、庄司、田中(直)、辻村、中冨、松本(倫)、山中、山本、吉岡(12名)