新ワイズダムのすすめ

東日本区理事 浅見隆夫

 私は主題に「新ワイズダム」の言葉を使っています。しかしこの言葉の意味はワイズダムに何か新しいものを持ち込むとか、今までとはちがった新しいワイズダムを追求するということではありません。ワイスダムは自らの意思で新しさを求めて変わってゆくものではなく、社会のニーズの変化に対応して(又は連動して)、新しいニーズのための社会奉仕活動が最も効果的に達成できる組織や活動のベクトルを変えてゆくものです。ワイズの一義的な目標が社会のニーズに応えて奉仕することにある以上当然な変化です。ワイズダムが新しくなる動因は社会のニーズの変化です。逆に、ワイズダムが社会のニーズの変化に鈍感であればワイズの存在理由はなくなります。国際会長の主題が意味する所は、「求められて活動するより、常に行動しなさい」と解釈できます。社会のニーズを積極的に先取りし、社会のニーズに応えて変化するワイズダムの下で、国際憲法第2条に示す<ワイズの綱領と目的>の実現に力を注ごうという願いを込めています。
(次期会長研修会資料から転載)