オーストラリアSTEP報告(1)

  日本からオーストラリアへ

細川晋之祐

 2007年7月28日から9月1日まで、STEPとしてオーストラリアに派遣していただきました細川です。オーストラリアについて私が知っていたのは南半球にある大陸ということと動物に関しての知識だけでした。だから実際に自分の派遣が決まっても、ほとんど想像がつかず、私が事前に調べたことといえばオーストラリアの観光ガイド書を読み、旅行したことのある友達に話を聞くことぐらいでした。


[成田空港のカウンターで、色々と質問されているところ]

 そんな状況の中、ぎりぎりで決まったこともあり、自分のプログラムもほとんど把握しないまま、わくわくしながら出発しました。
 現地では時期的にキャンプに参加できないことは残念でしたが、メルボルンからアデレイドの間を行き来し、名所や個人で来たらなかなか行くことができない地域に連れていってもらったり、オーストラリアの大自然を満喫し、多くの人と知り合い、またお世話になり、South Pacific Area Convention や Youth Convocation にも参加させてもらいました。
 日本を出発してまず起きた問題といえば空港で何度も引っ掛かる事でした。日本を出るときに、まず成田空港の航空会社のカウンターで本当に一人でオーストラリアへ行けるのかと聞かれ、次に金属探知機に反応、オーストラリアに入る時は、16歳の日本人がこの時期に五週間も滞在することに疑問をもたれ、イミグレーションを出た後も係員に根掘り葉掘り質問をされ、それに答えることができないから余計に疑われました。しかし、飛行機に乗っている間に仲良くなったロンドン帰りのオーストラリア人の人に助けてもらい、なんとか無事入国することができました。