とうきょうメネット 2000年2月号


メネット会長標語:地球をメネットの手で美しく ―愛をこめて―

アジアのメネット事情

          アジアメネット事業主任  奥峪 添子
 二千年がスタートして、アジアメネット事業主任としてうろうろしているうちに、すでに半年が過ぎてしまいました。
 アジアには11区があり、世界のワイズエリアの中で一番大きい区です。それぞれのエリアで独自の言語を持ち、メネットの身分、役割についても様々な考え方をしています。各国のメネット事情が知りたくて各区のメネット事業主任に手紙を出し返信を期待したのですが返って来ませんでした。良い交流が保たれているのは東西の日本区だけです。
 世界全体で何人位のメネットが活動しているのか、国際メネット事業主任は毎年アンケートを出して調べていますが提出しなかったり、区によってメネットの算出方法が違っていて、統計を取るのはむずかしいようです。
 国際ではメネットのファンドが二つあります。
 一つは『国際メネットプロジェクト』―その地のYMCAを通してセネガルとブルガリヤの事業を応援しています。1999年〜2000年にかけての2年間の目標額は25,400ドル、昨年一年間で12,120ドルが献金され、約束された額に13,280ドル不足しています。
 もう一つは『メネットゼネラルファンド』―国際メネット事業主任の活動を支える基金として一人1ドルの献金をお願いしているものです。昨年の報告で「ゼネラルファンドの献金が減少している。アクティブメンバーが少なくなっているとは思えないが、送金方法が徹底していないのではないか」と心配していました。
今世紀はいくつもの大きな戦争を体験し、自然災害に見舞われ悲惨な世紀でした。民族紛争や宗教紛争は今も各地で続いています。アジアでおきた神戸の地震、台湾の地震に世界中のワイズが救援に協力しました。募金のためにメネットも街頭に立ちました。私達が世界の動きに関心を持ち、国際的な視野で考え、協力して行くことはワイズ運動の一つの柱でもあります。
 各地でNGOと云う国家とは違った次元で国境なき協働が行われています。YMCA、ワイズメン、メネットは正にこの働きに参加しているのです。今はいくらでも世界中の情報が入ってくる時代なのです。視野を広げ、国際社会に対する責任感をも広げていきたいと思います。

メネットニュース

次期メネット事業委員長が決まりました。
東京グリーンの塩入淑子メネットです。
皆で応援しましょう。

メネット新年会報告

 新千年紀初のメネット例会が1月25日、小川町にあるレストラン、ミオ・ポストにて開かれました。下記の事項について話し合われました。

1)メネットナイト(3月14日)に関する件
  講師、役割分担について
  ミニバザーについて
  食事について
2)2月例会メネットバザーがあります。
  皆様献品をお忘れなくお願いします。
 美味しいイタリヤ料理を前にして、中村オーナーのご好意でワインの差入れがあり、皆大喜び、辻村メネットの乾杯音頭でメネット例会が始まりました。今年度初めての例会でもあり、各々の健康、ライフスタイルなど安否を問い合いながらしばらくはゆったりした気持ちで歓談を楽しみながらメネット談義に花が咲きました。中村オーナー有り難う御座いました。
[出席者]川村、黒岩、郡山、庄司、辻村、露崎、松田、松本(倫)、山中、吉岡(10名)

[メネット新年会参加者]

編集後記

 只今冬将軍到来中、寒さは格別です。皆様お元気ですか? 70周年も1年後に控え、皆で楽しく協力して、メンと共に新千年紀を歩みたいと思います。
 さて、この度奥峪アジアメネット事業主任にはご多忙の中を快く原稿を寄せて頂き感謝です。
 私共の属しているアジア地区のメネット事情について、現実と問題点を有りのままを書いて頂きました。戸を叩けれど応答なし、この現実を受け止め、どの様に対処したら答えが返ってくるかなど大変貴重なご意見をお寄せ頂きました。
              2000.2.1.松田 薫