2002年4月例会報告

        副書記 郡山千里
会場 国際奉仕センター・ホール
日時:4月9日(火)18:30−20:42
 LTナイトの4月例会。いつも変わらぬ細川メンの軽妙な司会でプログラムは順調に進む。
 谷治英俊メン(東京グリーン)が東日本区大会(沖縄)のアピール。沖縄YMCA支援のチャリティ・ゴルフがもう一息、と参加者を募られた。
 ハッピー・アニバーサリーは、珍しくご夫婦が揃って並ばれ祝福の歌声も一際高く響いた。
 郡山メンの母上が4月2日死去されたのでクラブから弔意を示したが、同メンからお礼のご挨拶があった。
 ゲストスピーチは三輪修三氏(青山学院大学教授)の『落語「時そば」の秘密=江戸の時刻法と和時計=』。
 江戸時代は、時の感覚が現代と異なり、点としてではなく幅があるものとして捉えられていた。それは季節を問わず、日の出と日の入りを基準に昼夜を6等分する「不定時法」だったことと関係がある。昼夜の12刻を「子(ネ)」から「亥(イ)」までに当て、さらに「九つ」から「四つ」と呼んだ。
 時そばの例は最初は真夜中、後は午後10時ごろの話として成立していること、「名古屋時間」などと呼ばれ、時間厳守されないのは、まさに時を幅のあるものとして捉える感覚が今なお残っていることなど、改めて身に覚えのあるお話もあった。
 また不定時法に合わせた和時計の精巧さは世界に類のない高度な技術があってのものだ、など興味あるお話は尽きないところを「時」によってあっと言う間に終わってしまった。
 スマイル、バングラバッグ、オークションも順調に進み、定刻を3分早い閉会点鐘となった。
[出席者]メン=江口、川村、黒岩、郡山、佐藤(謙)、佐藤(茂)、進藤、菅生、高橋、田中(眞)、田中(博)、辻村、露崎、東矢、中冨、中村(鐵)、芳賀、細川、松田、松本(良)、宮崎、持田、山口、山中、山本、吉岡(26名)
メネット=上原、黒岩、郡山、庄司、田中(直)、辻村、中冨、松田、松本、山本、吉岡(11名)
ビジター=谷治英俊(東京グリーン)(1名)
ゲスト=瀬川歩、富田佳子、藤井久子、三輪修三・冨士子(5名)