2004年8月アピール: 創造主と平和

クラブサービス委員長 佐藤茂美

 8月の例会はバードウォッチングという。東京クラブのユニークな試みを私は楽しみにしている。我が家の庭では小錦雀、寺尾雀などと家族が名付けた雀がきて雨樋に挟まって騒いだりしているし、数種の鳥の遊び場だから観察はおもしろい。
 いつも何かに興味を持ち観察し、夢中になることは長生きの秘訣だろう。とくに自然の中にて、ある現象を見ると一瞬笑みがでるときがある。そのような時に神様の祝福を感じ身が引き締まる。夏の喧噪で気だるい時はもっと自然に接したい。広い空と海と高い山は誰が造られたのか。おいしい空気、快い風、美しい音楽は誰の贈り物なのかと。
 また8月は「平和」について考える時でもある。いつの世も戦争や災害はある。創造主は忍耐づよく人間を試されているように思う。アダムの頃より人は神を知る「知識」を授けられ、罪を知らされたのだから、神の慈悲を思い、オリンピック開催のこの時「平和」を求める心を次世代へ伝えてゆきたいと願う。世界中の人々が人種、宗教などから差別されずに、安全に、豊かに、幸せに暮らせるように祈り、行動することを常に心がけてゆきたい。