2004年11月アピール: ユースと豊かな想像(創造)力

CS・ウエルネス委員長 細川 剛

 先月23日夕刻に発生した新潟中越地震。東京でも震度4となり、大変なことになったのではと感じた。次第に被害の全貌が判明するまでの間に、民間の災害支援の"プロ達"は、豊かな想像(創造)力で素早く動いていました。吉村誠司氏(東京多摩ワイズメンズクラブ)も、豊岡の水害ボランティアから24日夜には小千谷市の災害対策本部に入り、水害支援と同時に震災支援情報を全国に発信し、全国からの支援と災害ボランティアが続いて大きな力となっています。YMCAは、多くの災害支援活動を行ってきていますが、前出の"プロ達"も最初から"プロ"ではなく、それらは全て当時の若い人達の、「困っている人々を救いたい」という熱い気持ちと豊かな想像(創造)力が原動力となってきたものです。逆に言えば、ユース主体の豊かな想像(創造)力を持ったYMCAでなければ、時代のニーズと変化に対応して、その使命を果たすことが出来ないとも言えます。
 今月はユースの方々を例会に迎えて交わりを持ち、また23日に恒例の江戸城ファミリーウォークをバージョンアップして行います。我々"一人一人が青年のよう"であるばかりではなく、YMCAの将来を見据えて、YやY'sを担うことになるユース達と共に交わり学び歩んで行きたいと思います。