2007年2月アピール: CSとYMCAとユース

CS副委員長 庄司征彦

 「東京青年」(東京YMCAの機関誌)の最新号に“バングラデシュに7棟目のフラッドシェルター完成”という記事が載っている。東京YMCAがバングラデシュYMCAと協力して作ったフラッドシェルターのことである。
 1990年以来今までにシェルター建設以外にも成人識字教育、スカラシップ、ダハパラ診療所、チョトショプノ等の働きをしてきた。試行錯誤しながらもこれらの事業は着々と実効を揚げている。
 東京ワイズメンバーである条件の一つにYMCAの会員であることがある。「東京青年」をみるとワイズメンが多くのことに何らかのかたちで関わっている。我々誰でも望めばこれらに関わることが出来る。一般の人にとって生活の場でこのようなことに一つにでも関わることは容易ではない。つまりYMCAに奉仕することは即CS活動だと言って過言ではない。
 この活動に近年貧困・HIV/AIDSへの取り組みが加わった。永年続けているフロストバレーも江戸城ファミリーウォークもチャリーティーランも我々の活動の場が神田から東京圏・世界への広がりを感じる。ダハパラ診療所、チョトショプノのように実働を伴ったユースが関わっているすばらしい働きも発展的に継続して行なわれることを私たちは期待し、支援して行きたい。