3月メネットナイト例会報告

メネット書記 黒岩美彌子

日時:2007年3月13日 18:30〜20:45
会場:東京YMCA東陽町センター視聴覚室
 32回目となった今年のメネットナイトは、吉岡メネットの司会、磯田メネット会長の点鐘で定刻に始められた。ワイズソング、辻村メネットの聖書朗読・祈祷に続き、ゲスト・ビジターの紹介の後、福島東日本区メネット委員長からご挨拶をいただいた。リーストコインのYMCAへの贈呈に続いてワイズディナー、今年は八竹のお寿司に加藤明子メネット(横浜とつか)お手製のオレンジピール、恒例の露崎メネットの桜餅も添えられた。歓談の合間に会員消息・諸報告・各クラブメネット会アピールがあり、高田東日本区理事からもご挨拶があった。


[池上千寿子氏の講演]

 更にHappy Birthday! Happy Anniversary!を祝った後、ゲストスピーチに入った。スピーカーはぷれいす東京代表の池上千寿子先生で「エイズと25年 私的考察」と題してお話をしていただいた。1981年に世界初のエイズの症例が発見され、1983年にはウィルスの特定がなされている。1985年にはHIV抗体検査、同年に第1回国際エイズ会議が、2001年には初の国連エイズ特別総会が開かれている。インド、アフリカ、中国等に比べるとまだ日本の患者数は少ないが、首都圏から地方へと増加は移っている。感染が広がっているにも拘らず国家予算は減額になっている。そして2006年1月から12月までの発症例は1304名で過去最高となり、2007年はこれを上回るであろうとの事、その内の90%は30代の男性、そして発症しても薬を飲み続ければよいので、他人事とは思わずHIVを持っている人もそうでない人も、私たちはもう一緒に生きているとの認識をしっかり持っていくべきで、先ず考えて学ぶことであると結ばれた。
 スマイルの後、メネットソングを一同で歌い、閉会点鐘をもって多数の参加者をお迎えしたメネットナイトを終ることができた。

[出席者]
メン=上原、江口、興津、川村、黒岩、郡山、佐藤(一)、佐藤(謙)、佐藤(茂)、庄司、杉本、田中(博)、茅野、辻村、長澤(山)、長澤(弘)、中村、広田、細川、松田、松本(重)、松本(良)、持田、山中、山本、吉岡(26名)。
メネット=磯田、上原、黒岩、郡山、佐藤(登)、庄司、田中(直)、辻村、露崎、松田、松本(倫)、山中、山本、吉岡(14名)。
ゲスト=池上千寿子(スピーカー)、太下義之、尾作聖子、糟谷潤(4名)。
ユース=浦添求道、シン・ウェイ(山手学舎)、佐山浩子(3名)。
ビジター=福島多恵子、村野繁(東京目黒)、高田一彦、伊藤比朗美、神村玲子(横浜)、浅見隆夫、青木方枝、塩入淑子(東京グリーン)、新井廣和、鈴木健次、関喜一郎、関登志子(東京ひがし)、藤井寛敏、藤井祥子、香取良和(東京江東)、後藤邦夫、小山正直(東京まちだ)、小川圭一(東京世田谷)、吉田紘子(東京むかで)、石井元子、石井真紀(東京西)、小口多津子、長谷川あや子(東京八王子)、加藤明子(横浜とつか)、辻剛、林理子、宮村暁、宮村智子(横浜つづき)、栗本治郎、西島智仁、西川八重子(熱海)、永田玄道、鈴木実(静岡)(33名)。
Y職員=小畑貴裕、近藤倫弘、望月温(国際ホテル専)(3名)。計83名。