8月サマーウエルネス例会報告

書記 長澤山泰

 8月サマーウエルネス例会は、昨日までの例年にない猛暑が一息ついた曇り空の涼しい日和の下、小江戸川越で開催された。西武鉄道本川越駅に集合したメンバーは、2班に分かれてシルバーガイドの案内を受けながら、どろぼう橋に始まり、仙波東照宮・喜多院・五百羅漢・川越城本丸御殿・三芳野神社・時の鐘を徒歩と巡回バスでまわり、一番街・蔵の町並みを楽しみながら例会会場である料亭山屋へ到着。山屋の7部屋ある部屋の中で一番広い63畳の大広間で、松本(良)メンの司会により、中村会長の開会点鐘とともに例会が始まった。
 ゲストスピーカーは、有限会社山屋 代表取締役 松山潤氏(5代目)、表題は「川越に店を構えて」である。川越は商人の町、最高石高17万石であった。江戸時代は舟運で江戸と川越の物流が盛んに行なわれ、川越からは米・醤油・炭などが江戸へ、江戸からは油・砂糖・塩・反物などが運ばれたが、明治時代になり鉄道が開通すると舟運も次第に衰退。明治維新後は、江戸時代に培った商業の基礎を活かして商業都市へ転換した町でもある。山屋は江戸・大坂の米相場を左右するほどの力を持ち川越藩の財政を支えた豪商横田五郎兵衛の迎賓館を先祖が買い取り今日に至っている。同業の料亭が廃業をしていくなか、創意と工夫を凝らした経営で140年間続いているが、これからも川越に必要である店作りに取り組みたいと話された。


[シルバーガイドに案内されて]


[山屋5代目・松山潤氏の講演]


[山屋の前で記念撮影]

 昼食会は引き続き大広間で行われ、素材に工夫がなされた竹篭弁当を楽しんだ。会食後、佐藤(謙)メンよりスマイルカードの紹介がなされ、中村会長の閉会点鐘。山屋の前で集合写真を撮り解散、大方のメンバーは菓子屋横丁を抜け本川越駅まで、お土産を買いながらウォークを楽しみ、充実した1日であった。スマイル\19,950。

[出席者]
メン=上原、江口、興津、黒岩、郡山、迫川、佐藤(謙)、佐藤(茂)、進藤、田中、茅野、長澤(山)、長澤(弘)、中村、長谷川、広田、細川、松田、松本(重)、松本(良)、持田、山中、山本、吉岡(24名)。
メネット=上原、郡山、庄司、田中、中村、松本(倫)、山本、吉岡(8名)。
コメット=岡本真夕美(1名)。
ゲスト=松山潤、岡本高樹、岡本芳大、岡本万理奈(4名)。合計37名。
メーキャップ=佐藤(一)、迫川、庄司、杉本、鈴木(5名)。