2008年4月例会LTナイト報告

書記 長澤山泰

日時:2008年4月8日(火)18:30〜20:45
会場:アルカディア市ヶ谷(私学会館)
 4月LT例会は松田メンの司会により開催された。中村会長の開会点鐘に始まり、ワイズソング、迫川由和メンの聖書朗読・祈祷に続き、会長よりゲスト、ビジターが紹介された。続いて羽田野弘文君の入会式が、田中博之東新部部長・西村隆夫東新部会員事業主査立会いの下、厳粛に行われ、「入会します」と力強く宣言された。式後、羽田野メンより、入会オリエンテーションは受けたが、まだまだ分からないことばかりで早く慣れて行きたい旨の挨拶があった。
 委員会報告は、持田IBC委員長より月末に近づいてきた京都キャピタルクラブとの合同プログラムについての説明、興津担当主事からYMCAダイナミックサマーキャンプ企画を始めYMCA報告がなされた。


[青木昭氏のスピーチ]

 ゲストスピーチは、東大卒業後日本テレビ入社、ドキュメンタリー番組のプロデューサー・ディレクターとして活躍された青木昭氏の「システィーナ礼拝堂の修復13年の記録と私」である。システィーナ礼拝堂は、サン・ピエトロ大聖堂に隣接し、バチカン宮殿内に建つ。ミケランジェロが描いた創世記などの大天井画、最後の審判の壁画で有名。礼拝堂は、蝋燭の煤などによる天井画や壁画の劣化が指摘されていたが、日本テレビの支援により1981年〜1994年までの13年間に渡り修復作業が行われ、天井画・壁画は洗浄され製作当時の鮮やかな色彩が蘇った。この礼拝堂壁画修復記録事業に専任プロデューサーとして携わった経験から、システィーナにはヨーロッパの心があり、イタリアの誇り、とても親しみがあるに始まり、修復記録を陣頭指揮された経験談をスライドを交えて熱く分かりやすく語られた。青木氏のスピーチを聞いて日本テレビ放送網株式会社が、凄い事業に取り組んでいたのだなと感心させられた。
 スピーチに続いて、オークションが新しい試みのサイレント方式を取り入れて行なわれた。開会前と食後の時間を有効に使い入札、落札希望者の最高値が次々に更新されており、最終結果発表も短時間で行なえた。最後にゲストより一言ずついただき、4月LTナイト例会は閉会した。

[出席者]
メン=上原、江口、興津、笈川、川村、黒岩、郡山、小林、迫川、佐藤(謙)、佐藤(茂)、庄司、進藤、杉本、鈴木、高橋、田中、長澤(山)、長澤(弘)、中村、羽田野、広田、細川、松田、松本(良)、持田、山中、山本、吉岡(29名)。
メネット=磯田、上原、笈川、黒岩、郡山、庄司、田中、細川、松田、松本(倫)、山本(11名)。
ゲスト=青木昭、松本数実、大槻展子、家倉陽子、高橋方子、境輝美、佐藤潤子、花岡千春(8名)。
ビジター=西村隆夫(1名)。
ユース=三田村潤(1名)。合計50名。
メーキャップ=茅野(1名)。