妻、喜子の召天の報告とお礼

        佐藤 謙蔵
 去る10月9日午後10時28分に肝臓癌のために急逝し68歳8ヶ月の地上の生活を終え天国に召されました。そして11日前夜式、12日葬儀・告別式を私共所属の日本基督教団上星川教会にて友川栄牧師の司式にて執り行いました。その節はメン、メネットの皆様には突然でありましたにもかかわらず、又遠路横浜の坂上の不便なところへわざわざご会葬頂きましたこと誠に有難うございました。そして生前は短いお交りであったかも知れませんが、そしてメネット会長も期間半ばで倒れて全う出来ず、皆様に大変ご迷惑をお掛けしたこと大変気懸かりであったようです。しかしそのような中でも、暖かく、やさしくお交わりを頂き励まして下さり、故人は心から感謝していました。お礼申しあげます。
 喜子とは当時所属の日本基督教団大阪教会にて市川恭二牧師司式による結婚から40年近くを生活を共にし敗戦から高度成長期の変動の激しい時代の企業戦士で、帰宅はご多分に洩れず午前様の連続であった私を何も言わずに支えてくれました。又日曜聖日には終日教会生活から離れない私に協力してくれました。
 私もやっと会社人間から開放されて、これから私たち自身の生活という時にさしかかろうという時、最愛の妻を失って残念な思いが去来します。高齢化時代に少し早かったなとの思いとで複雑な心境の昨今です。