周年行事・部会ホストへの思い

松本良三

 次年度東京クラブは、75周年を迎え記念会をやり、また、東新部の運営を担い、部会のホストをやることになっています。
 このように主要行事が二つ重なったのは、最近では、1997年9月の東新部(部会)ホストと1998年6月の東日本区大会ホストの年度であり、未だ皆さんの記憶に新しいことでしょう。
 この時の東新部会は、それ以来一度もない一泊二日という時間のなかで、新しい部として親睦とウエルネスをテーマに、太極拳・ウォーキングに「江戸絵画の見方」の講演、メネットの果実酒作りもあり、このようなもりだくさんのプログラムのなかで親睦もはかられ、楽しい部会でした。
 一方、東日本区大会も、東西に日本区が別れた第一回大会として、どのような場所・内容にしたら出席者に喜んでいただけるかいろいろ考えましたが、まず場所は東京の新名所、東京臨海副都心のTFTホールに決め、シンボルマークを佐々木さんに作ってもらい、そのデザイン・カラーで会場を飾りました。パーティーには、大野義夫とカントリーメイツの演奏がはいり、大いに盛り上がりました。
 このように、会のホストを二つ同一年度にやるということは、開催時期が離れているとはいえ、企画はそれぞれ早くからやるので戦力が分散し大変な面もありました。でもあの時も最後は全員が一体となり、なんとかやりとげました。
 それに、この時以前にも、50周年以降の記念誌を見ると、1970〜71年:北東部会ホストと40周年記念祝会、1985〜86年:北東部会ホストと55周年記念祝会と、やはりわれわれの先輩方(私は後の時はいましたが)もこのような状況にいあわせ、二つともやられているのです。
 そして、注目すべきことは、他の単独に周年行事をやった年度を含め、そのほとんどの年度で、会員の増加が見られることです。これは、その年度の行事をしっかり果たそうという会員の意気が高く、しかもこのような機会に、より多くの会員を獲得し将来に備えようという気持の現れとみることが出来るでしょう。
 もうじき、次年度の7月がやってきます。肩の力をぬいて、さあ、ぼちぼち行きますか、新年度の働きに。