もっと勇気を!アンデスにも行きたい

庄司征彦

 ご存知のように来年2月から2ヶ月にわたって、ほとんど地球の真裏である遠い南米ペルー・チリ・ボリビアの3国を佐藤謙蔵君が訪ねることになっています。フルグラントのBF代表です。
 私たちのクラブは過去永年にわたって国際に切手・現金による貢献を行ってきました。日本においては言わずもがな、国際で切手も現金も一位になったことがあるBFの優等生なのです。それにもかかわらず一度も当クラブからBF代表を出したことはありませんでした。
 今まで代表が出なかったのは言葉の壁、仕事、時間いずれも大きな壁として立ちはだかっていたからだと思っていました。それならば佐藤さんには壁はなかったのでしょうか。そんなはずはありません。それをクリヤしてなおかつ行きたいという欲求、好奇心、使命感が今回の行動に現れたと思うのです。年齢的なことだけで代表から外されそうなおとしながら(佐藤さん失礼)今回の決断、私は大いに見習わなくてはと思います。そして同じクラブの一員として誇りに思います。スペイン語の勉強も始められ、各国の資料集めなど行動をおこしていらっしゃいます。2ヶ月間スペイン語圏での、ましてや4,000mを超すところもある空気の稀薄なアンデス地帯を目指す佐藤さんに言いようのない若さを感じます。佐藤さんの眼を通して私たちは3国の見聞を広めたいと思います。
 ナスカの地上絵、山上の都市マチュピチュ、チチカカ湖、アマゾンの源流等ごくわずかのことしか私はこれらの国に関しての知識はありません。かなり前になりますがブラジル伝道75周年の記念式典が行われたとき、ブラジルに招待されて行く方に一緒に行くことを誘われて、しかし旅が2ヶ月にわたることを聞き、尻込みをして即座に断念せざるを得なかったとき、余裕のない吾が生活に疑問を抱きつつ、今になってしまいました。
 駿河台の少し下がったところにスカラベという店がありました。しゃれこうべがマークのこの店では楽器の音とラテンアメリカの食事で人気店で、ここでアルパ(竪琴)と出会ったのです。パラグァイから来た二世の日本人奏者の楽の音はすばらしくて、YMCAの帰りによく立ち寄って聴いたものです。この店にいるときは行ったこともない南米に心を馳せて、あたかも清涼な空気、豊かな鳥の声、風のそよぎに南米を感じました。今度は佐藤さんを通じて再び南米を感じたいと思います。そして生きているうちに機会があったらそのときは今度こそと思っています。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/4417/パラグァイ
http://tortolita.at.infoseek.co.jp/index.htmlペルー談話室
こんなホームページを見ていると足の裏がむずむず(水虫のせいではありません)してきます。