BFフルグラント南米の旅 (1)

佐藤謙蔵

 2006年3月25日から4月26日まで、南米ペルー・ボリビア・チリ3ヵ国の友好親善旅行にでかけた。2004-2005年度BF委員会(庄司委員長)が、BF献金貢献度の高い当クラブが暫くBF Delegateを出していないことを検討し、2005-2006年度のフルグラントに、クラブ挙げて推薦を発案した。その重責を担うよう打診を受け、年齢や語学面で多少躊躇を覚えたが、好奇心と冒険心も手伝い、世界の訪問先4ヵ所の中からスペイン語圏を選択する旨、国際本部に申請し認可された。
 認可を受けて驚いたのは、スペイン語圏南米は東西日本区からは訪問経験が無いことで、暗中模索の先方との交渉が始まった。台湾のITC粛東浩(David Hsiao)氏を窓口にして南米ATCのJuan Carlos(Uruguai)氏に連絡しても何の回答も来ない状態であったが、昨年11月中旬に3ヵ国旅行の日程表(案)のメールが届いたことで、その日程による旅費を検討すると共に、旅程該当地域のワイズメンズクラブ名とクラブ会長及び地域責任者名を明示せよと、メールにて連絡を依頼した(コピーをITC粛氏にも送付)。
 けれどもグリーティングカードが返信されただけで、訪問国のクラブ明細の知らせが来ない。督促を続けながらも年が明け、後藤邦夫東日本区事務所顧問、今村一之国際BFEC委員長、田中博之メンを煩わしたが2月半ばになっても連絡がとれず、庄司征彦メンの友人、田中勇夫、志田征也両氏の関係からリマ在住の大塚文平氏を紹介され、直接こちらの事情を連絡しリマYMCAからワイズメンのF.グティエレス氏(リマ21世紀クラブ担当)と連絡がとれた。3日間のリマ側との打合せにより3月26日リマ国際空港への出迎えを受ける運びとなった。


[成田空港にて、見送り人に別れの手を振る筆者]