2001年5月アピール: 奉仕の喜びとは!!

          YMCAサービス事業委員長 持田 二郎
 私達ワイズメンはYMCAと共に国際社会に、地域社会に、そして青少年の育成に貢献する事を公言しておりますが、ワイズメンに名を連なっている1人1人は喜びをもって参加しているでしょうか?
 私達の所属するYMCAも少子化傾向や経済不況の中にあって、規模的にも財政的にも縮小傾向を強いられています。こんな状況の中で私達はどんな働きをしたら良いか迷っているメンバーも多くいると思います。私の考えではあまり悲観的にならず、出来る範囲で結構ですから、神様からもらった(1)健康な体、(2)財産、(3)知的財産、(4)貴重な時間、を自分のためだけでなく他者のために使う事が大切であると思います。具体的には、クラブ毎にまたは各個人単位で目的をもった事業に積極的に参加連帯することです。
 例えば、横浜クラブのタイのエイズケア・センターのような子供達のための支援や、東京クラブのバングラデシュ・ダハパラ診療所の支援、またYMCAが行っているチャリティラン、チャリティコンサート、チャリティゴルフ等の催し物に対し、自分の仲間だけでなく未だYMCAを知らない多くの人たちを巻き込む事も大きな働きなのです。
 YMCAは、またワイズメンズクラブは常時底辺を広げる働きが必要なのです。奉仕はいやいや実行するのではなく、また義務的にするものでもありません。奉仕は進んで行うものであり、結果的には心の喜びに連なるものであると確信します。
 今こそ、心を新たにして立ち上がる時ではないでしょうか?