2003年2月例会報告

        書記 郡山千里
 2月例会は『CS・TOFナイト』として、例年通り食事を抜いて行われた。ワイズソングに続いて『ワイズモットー(五つの誓い)』を一同で唱和した。ゲストは、久し振りにアメリカから帰国された本間立夫・恵美子夫妻。
 恒例の次期会長・副会長選挙が行われた。佐藤会長より、山中、江口、佐藤の歴代会長が協議して副会長候補(次々期会長候補)として山本和メンを推挙するとの報告があった。
 佐藤一男、黒岩恭浩両メンが選挙管理委員を務められ、投票した結果、総数23票、有効投票23票で、次期会長候補・田中博之メン、同副会長候補・山本和メンは共に満票の信任を受けられた旨報告があった。会則第12条により、出席会員の3分の2の信任を得られたものとして、晴れて両メンの次期会長、同副会長就任が確定した。
 両メンからは、それぞれ個性あふれた決意表明が行われた。また両メネットからも挨拶があった。

[本間さんご夫妻と佐藤会長(中央)]
 ゲストスピーチはまず「27年ぶりに再会した日本の青年たち」と題して、本間恵美子さんが、1975年に第9回総理府青年の船に副団長として乗船、2ヵ月にわたりスリランカ、インド、パキスタン、それに初めてクウェートにまで行き、現地での交流も含め研修を行ったこと、その団員たちは、帰国後も相互の交流を絶やさず、今や40代、50代になっても、世界に開けた目を持ってそれぞれが地域・周囲の生活向上にしかも質の高いことを目指して活躍していること、を話された。折りから約3年に1回行っているリユニオンが、2月8、9の両日、東京の日本青年館で行われるのに、招かれて参加されたとのこと。息の長い皆の活躍ぶりに感銘を受けた、この永続性はYMCAにとっても大いに学ぶべき所だ、などと示唆に富むお話だった。
 本間立夫氏は、長年にわたる日米でのYMCA活動を振り返られ、特にその間、両国を行き来して思うこと、特に文化、人間関係の築き方などで双方の特質を、実体験に則して語られた。それが単に言葉だけのものでなく、ご夫妻の関係にまで及んで、説得力のあるお話しで、一同感銘を深くした。
 その後、東京YMCAの神田会館退去に伴う例会会場決定のために、書記がまとめた会員アンケート結果が発表された。東陽町での開催15、都心での開催13、交互開催3、どこでも良い2だった。
 佐藤会長の閉会点鐘で幕を閉じたが、折角の機会というので、有志語らい、本間夫妻歓迎の一時も大いに盛り上がったことを付記する。
[出席者]メン=江口、黒岩、郡山、佐藤(一)、佐藤(謙)、佐藤(茂)、庄司、高橋、田中(博)、茅野、辻村、露崎、中冨、中村(鐡)、芳賀、人見、広田、細川、松田、松本(重)、松本(良)、宮崎、持田、山本、吉岡(25人)。
メネット=黒岩、郡山、小林(則)、田中(直)、辻村、中冨、松本(倫)、山本、吉岡(9人)。
ゲスト=本間立夫、本間恵美子(2人)