2003年8月例会報告

書記 細川 剛

2003年8月23日(土)〜24日(日) 御殿場 東山荘
 23日13時30分より受付開始、メンバーのチェックインが始まったが、高速道路の事故渋滞でメンバーの遅れもあり、14時30分より、例会が2号館第4会議室で川村メンの司会、田中会長開会点鐘で始まった。ワイズソング、ワイズの信条の後、黒岩メンの聖書朗読、祈祷、ゲストビジターの紹介、会員消息・事業委員会・YMCA報告、ハッピーバースディーの後、YMCAの歌を歌い、終わりに松本メンの連絡があり、閉会点鐘となった。
 15時45分からはEMC委員会主催によるYMCA理解を目的とした研修会として、YMCA同盟の中上紳一郎氏を講師に迎え「今、日本のYMCAが取り組んでいること」と題する講演会が開催された。
 同氏によるパソコンとプロジェクターでの解かりやすいプレゼンテーション映像を見ながら、はじめにYMCAの環境分析、内部経営資源の分析、続いて最近の新たな取り組み紹介から事業展開の方向、少子高齢社会への対応。北米YMCAからの学びとして、北米での事例を交えながらのブランド・マネージメントの解説とそれに伴う日本のYMCAの取り組みについて説明がなされ、Membership by design について公益団体としてのあるべき姿、参加会員から担い手へ、Character Develop-mentとしてプログラム現場での取り組みと推進の成果、 そして21世紀型YMCAのイメージとまとめが説明された。質疑応答では、多くのメンから積極的な発言があり、それに中上氏が真摯に答えて意見交換をする、今後のYMCA発展を願う皆の熱意が表れた研修会であった。
 夕食は18時15分から、バーベキュー場で、辻村メンの食前の祈祷で始まった。長雨が続いた今夏、久々の暑い陽射しが止んだ夕暮れ、屋外は快適で、中冨メンからのトウモロコシの差し入れもあり、皆お腹一杯美味しく頂いた。


[バーベキュー]

 19時30分からキャンプファイヤー。リーダーは明日富士山を案内してくれる白鳥裕之氏。ファイヤーの火が点り、東山荘に生息するキツツキのあかげら・こげら、そして夏の夜空に見える「夏の大三角形」等のお話と歌で大いに盛り上がり、最後にシアトル酋長が昔語った自然を愛する言葉に静かに聴き入り、ボーイズ・ガールズの時代に戻ったような楽しい一時を過ごした。続いて1号館ラウンジに移動し、先ずはビールで乾杯。20時40分から懇親会が始まった。この会では特に9月の東新部部会で披露する歌の練習と選定が行われ、黒岩メンが用意した「ひとりの手」・「花」・「My Bonnie」を全員で次々と手振りをつけ歌い、僅差で「ひとりの手」が選ばれた。
 24日は、朝6時2号館入口に集合。清々しい早朝の空気の中、佐藤謙蔵メン川村メンがリーダーとなり、東山荘山側の緑の林から、厳島神社前、東山湖を巡る約1時間のウォーキング。7時10分から第4階会議室で田中会長の司会、田中メネット会長の奏楽、郡山メンによる奨励で早天礼拝を行った。
 そして1号館2階でゆったりと朝食をとり、9時に2号館前に集合して、白鳥裕之氏が運転し案内するYMCAのバスで「ふじさんぽ」へ出発。バスから降りて歩くコースは、当初御殿場口新五合目付近であったが、この夏の長雨で道が不通となり、須山口登山道に変更となった。うらじろもみの木、樹齢300年を越える大きな手のひらのようなみずならの木、蝦夷春ゼミの抜け殻など、白鳥氏のガイドを受けながら、96年の台風で倒れた苔むしたもみの木の大木を渡るときにはアクシデントがあったりしたが、須山御胎内まで行き、帰りには、林縁に咲くテンニンソウの間を優雅に舞っているアサギマダラ(マダラ蝶科)が見られたりして、富士山の自然を充分満喫することができた。


[ふじさんぽ]

 そして、12時30分に東山荘に戻り、1号館2階で昼食後13時に、良く学び、良く楽しみ、そして良き奉仕への活力となる充実したプログラムは全て完了し、閉会となった。
[出席者]
メン=江口、河田、川村、黒岩、郡山、佐藤(謙)、佐藤(茂)、田中(博)、辻村、芳賀、細川、松田、松本(重)、松本(良)、持田、山中、吉岡。
メネット=磯田、川村、黒岩、郡山、田中(直)、辻村、露崎、細川、松田、松本(倫)、山中、山本。
コメット=田中俊太郎、細川杏枝、細川晋之祐。
ゲスト=中上紳一郎(合計33名)
メーキャップ=小林、佐藤(一)、庄司、進藤、高橋、茅野、露崎、中冨、中村、人見、山本(11名)