2003年10月例会報告

書記 細川 剛

10月14日(火)学士会館203号室
 学士会館での初例会は、松本良三メン司会、田中会長の開会点鐘で始まった。ワイズソング、ワイズの信条、中冨メンによる聖書朗読、祈祷が行われた。
 ゲスト・ビジター紹介後、事業委員会・YMCA報告が行われ、特に松田EMC事業委員長から9月の出席率100%達成が報告され満場の拍手を受け、芳賀担当主事からは東京家庭裁判所からの参与員の依頼について、田中会長から東京クラブとして次々期東新部長に松本良三メンを推薦することが発表された。松本良三CS・ウエルネス委員長から江戸城ウォーク運営の為のグループリーダ育成プレウォークへの参加がアピールされた。



 晩餐、Happy Birthday! Happy Anniversary!の後、持田メンにより本日のゲストスピーカー山根誠之氏のリーダーシップと横浜YMCAの総合力についての紹介があった後、「熊本バンドとYMCA」と題するゲストスピーチが、山根氏が1才半迄いた出生地を、昨年上海訪問時に上海YMCA総主事が捜し当ててくれ案内された話から始まった。本題となり30歳台で副会長として京都YMCA創立に関わった福田令寿の熊本英学校一期生から最後に熊本YMCA初代理事長となるまでの軌跡が語られ、その熊本英学校の源である横井小楠、横井大平、熊本医学校、精鋭を集めた熊本洋学校、校長キャプテンLL Janesの熱心な教育と農業普及。そして学生35人による奉教趣意書結盟。それが知れたことによる迫害とJanes解任。熊本洋学校閉鎖により行き場を失った学生達の同志社移籍と熊本バンドと呼ばれるようになったこと。その中から東京の創立者小崎弘道、大阪の宮川経輝、神戸の原田助と岡田松生が輩出され 、各地でYMCAが産声を上げた経緯が述べられ、これらを結ぶ共通点として、学んだことを人々の為、社会の為に具体的に実践する姿勢が語られた。
 続いて予定外のメンバーショートスピーチでは、庄司メンが癌の手術と経過について、山中メンが100%出席率達成メーキャップで知った名古屋YMCA中国人留学生支援と京都トップスクラブ例会模様。上海YMCA総主事から聞いた上海、京都、パリが同時にアメリカからの支援を受け創立された兄弟YMCAであるとの話があり、YMCAの歌を唄い、田中会長の閉会点鐘で会を閉じた。
[出席者]
メン=河田,川村,黒岩,郡山,佐藤(一),佐藤(謙),佐藤(茂),庄司,進藤,菅生,田中(博),茅野,辻村,露崎,中冨,中村,芳賀,長谷川,人見,広田,細川,松田,松本(良),持田,山中,山本,吉岡(27名)
メネット=上原,川村,黒岩,庄司,田中(直),辻村,中冨,松田,松本(倫),山本,吉岡,磯田(12名)
ビジター=須部浩右(横浜クラブ会長)、山根誠之(横浜)(2名)計41名
メーキャップ=松本(重)