2003年11月例会報告

書記 細川 剛

 部屋のコーナーに持ち寄りでメネットが準備した素晴らしい料理の数々が並ぶ中、ユースアクティビティーナイトは、松田メン司会、田中会長の開会点鐘で始まった。
 ワイズソング、ワイズの信条、そして広田メンの聖書朗読、祈祷、ゲスト・ビジターの紹介の後、事業委員会・YMCA報告が行われ、黒岩クラブサービス委員長から本日初めて行う「本のオークション」の説明、松本良三CS・ウエルネス委員長から江戸城ファミリーウォークのアピール、辻村IBC委員がヒロクラブからのハワイ地区大会の案内と井上ご夫妻の歓迎会の報告、細川書記から12月例会の案内、芳賀主事から新井新総主事の就任式の案内があった。
 次に田中メネット会長から本日の料理の説明があり、各自料理を取り分けながら和気藹々の晩餐となった。
 Happy Birthday! Happy Anniversary!の後、フロストバレー・キャンプの報告が、リーダーから東京クラブへのお礼の言葉の後、キャンプの1日を劇風にアレンジしたスタンツにより大変具体的に楽しく行われた。
 次にゲストスピーチとなり、松本良三メンによる宇宙開発委員会委員 松尾弘毅氏の紹介の後、「宇宙開発こぼれ話」と題するスピーチがはじまった。


[松尾弘毅氏のスピーチ]

1962年に東京大学航空学科を卒業後、人工衛星を打ち上げる前の時期に糸川英夫先生の教室に入られ、1970年最初の人工衛星おおすみでは、助手であった同氏が発射ボタンを押すなど最初から係わってこられたこと、そして現在、当時一番前線にいた人達がフェードアウトしてきており、また宇宙開発の3つの機関が10月1日からJAXA(日本宇宙航空研究開発機構)に統合されたことなど大きな動きがまず語られた。
 次にこぼれ話となり、ロケットの重さの1/100が衛星で、重量に大変敏感なこと。宇宙開発と原子力と電気、宇宙の利用で一番使われている静止衛星(放送、気象、通信)、科学衛星が目指すもの、フロンティアと思い入れの必要性、有人衛星と信頼性、宇宙の環境問題であるゴミとの衝突の可能性、小惑星の衝突についてなど、多岐に渡る非常に興味深い話が次々と語られ、宇宙に思いを寄せる一時を持った。
続いてスマイルが行われた後(バングラバックは帰りに袋に入れるよう変更)、広田メンによるスピーディーで楽しいオークションが行われ、大いに盛り上がった。最後にYMCAの歌を唄い、リーダー達が将来東京クラ
ブへ入会されんことを期待する閉会の言葉を田中会長が述べ、点鐘で会を閉じた。 [出席者]メン=河田,川村,黒岩,郡山,佐藤(一),佐藤(謙),庄司,高橋,田中(博),茅野,辻村,中冨,芳賀,長谷川,広田,古屋,細川,松田,松本(良),持田,山本,吉岡(22名)メネット=上原,黒岩,郡山,庄司,田中(直),辻村,中冨,松田,松本(倫),山本,吉岡,磯田(12名)ゲスト=宇宙開発委員会委員 松尾弘毅,鈴木章夫(田中会長紹介),フロストバレーキャンプリーダー石渡幸雄・佐藤基文・瀬川美香・大澤歩・加藤岡奈美・橋本純,スタッフ磯貝直子 計43名 メーキャップ=江口,佐藤(茂),露崎,中村,人見,松本(重)