2004年1月アピール: 激変していく社会に於いてのBF事業を考える

BF委員長 吉岡紀久雄

 新年おめでとうございます。
 日本のYMCAの発祥地ともいわれる神田会館が昨年閉館し、100年以上の歴史を誇る英語専門学校を閉鎖し、ホテル事業などからも撤退、また200人以上いた正職員を80人余まで減らした。また戦後半世紀、格安の寮費で苦学生を支えてきた「山手学舎」も廃止の方向とのこと。私共ワイズメンズクラブはYMCAをサポート、支援する事をモットーとしている。バブル崩壊の後遺症は日本経済と共にYMCAにも波及している。こういう多難な時こそ一層我々ワイズメンが一致協力し、力を発揮する時であると考えている。
 BF基金がBF代表、ユースワーク、YMCA世界会議等に有効に使われていること、また切手収集等々については、会員諸兄はすでにご承知のことと思います。世の中の変遷で切手を使うこともめっきり減っています。また永年切手の換金でお世話になったアジア地区BFフィラテリーの福尾さんも近々引退されるとのこと、いずれ切手を切り、こつこつ集めることもなくなるのではないかと危惧しています。東京クラブよりBF代表を送りだす案も出ています。このことを踏まえ一層のご協力をお願いします。